▶️意外と知らない消防設備士≠消防士の違い
こんにちは。消防設備士歴15年のMutter君です😀
みなさんは私が働いている消防設備士って仕事は、そもそもご存じですか?
ほとんどの方が、はっきり分からないと思います。
ちょっとマイナーといえば、マイナーな仕事の部類になるかもしれません。
ちょっと会社や学校、病院にいる自分を思い出してみてください。
(考えてみて下さい10秒位(笑)・・・)
みなさんがいる所に長い竿を持って、天井についてる丸い物体に、竿をパカパカあてがって確認している業者さん。
あれ半年に1回とかで見かけたりしません?
ちなみに言うとあれほとんどが私です(笑)
↑何かこんな事唐突に言ってくると、ストーカーみたいなイヤな感じですね(笑)
でもあれが消防設備士のお仕事です。
厳密にいうと、あれは自動火災報知設備(通称:火災報知機)の点検をしている所になります。
他には消火器の点検をしたり、誘導灯っていったパネルが緑色した、人のシルエットが描かれた出入口についている照明の点検も、 消防設備士の大切なお仕事の1つです。
点検先の規模も大小様々で、色んな所を点検しています。
例えば、事務所、工場、病院など、あらゆる防火対象物が点検の対象になります。
ちなみに防火対象物とは、消防法上での戸建て住宅以外の、建築物. (事務所、病院、工場等)や工作物(機械設備等)の事です。
でも何気なしに、言葉だけのフレーズのやり取りのみで聞いてみると、よく消防士と消防設備士を同じにされている気がします。
特に自分の場合は、ハード面でタッパ(身長)が183cmあって、ガタイ(体格)もいいってのがあるので、余計に周りのお客様から、勘違いされてます(笑)
<ボクのダイエット小話がはじまります。※あれなら目印あるのでそこまで読み飛ばして下さい。>
そう、それは今年の1月でした。
悲願の体重3桁台に突破したのは(笑)
そこから筋トレと食事制限を始めて、-15キロ減まで達成。
今現時点では90キロくらいには持ち直しました。
本当にオートミールとオイコスヨーグルトと鶏胸肉には助けられました。まだそれでもBMI(標準体重)では、-15キロ位が理想みたいなので、今でも頑張って継続しています。
なぜなら、少しでもカッコいいお父さんでいたいから(笑)
あとあまりオイコスヨーグルトを知らない方もいると思うので、公式サイトのリンク貼ってます。良かったら確認してみて下さい。
自分も最近ダイエットを始めてその存在を知ったくらいなので(笑)
タンパク質が10gあって、脂質が0gのヨーグルトです。ギリシャヨーグルトの分類で、結構硬めで食べ応えがあるので、是非機になる方は、コンビニでも置いてあるので食べてみて下さい。
あとこのダイエット話の続きは、別の機会にでもお話しします(笑)
<ボクのダイエット小話はおわります。※読み飛ばした方は、ここからが続きです>
話が脱線したので一旦戻します。
(一応目印つけてわかりやすくしました)
とある日の消防設備点検時のお客様との会話にて、
『 点検しているMutter君は、消防署の職員さんでしょ? 違うの?』
いいえ。普通の会社員ですよ(^.^)
って答えたりする事もしばしばあります。
コレがよくある勘違いの一例です。
消防士と消防設備士では、見た目のカッコ良さが段違いなんですけどね(笑)
でも保育園や幼稚園に消防設備点検に行った時だけは、園児達の眼差しは、消防士に向けられる羨望の眼差しと互角くらいかなっては、自分では勝手に思っています(笑)
自惚(うぬぼれ)です(笑)
これ消防設備士あるあるですよね?(笑)
ではココから自分なりに、「消防士」と「消防設備士」の違いについて解説します。
▶️消防士とは、公務員採用試験に合格した人
消防士とは、消防に所属する職員のうち火災が発生した際に火災現場へ赴く者である。消防隊員(しょうぼうたいいん)とも呼ばれている。消防士の主な仕事は発生した火災の抑圧・沈静化と人命救助の二つである。 (出典:ウィキペディア)
まー言わずと知れた感じです。
火事や救急の要請が必要な場合に、「119番」して迅速に駆けつけてくれるのが消防士です。
消防車や救急車などで現場にいち早く駆けつけて、人命救助が最優先のお仕事になります。
消防士になる為には、地方公務員の採用試験に合格して、消防学校に入学。そこで消防士としての基礎を学んで、はれて消防士になる事ができます。
▶️消防設備士とは、設備毎の国家試験に合格した人
消防設備士とは、消火器やスプリンクラー設備などの消火設備、自動火災報知設備などの警報設備、救助袋などの設置など消防設備の点検・整備を行うことができる者である(出典:ウィキペディア)
2つ見比べると全然違います。
地方公務員と一般会社員の違いもあります。
こちらは、火事の際にお客様が人命を守るための消防設備が、正常に機能するかどうかを確認するお仕事になります。
消防設備点検をする為には、設備ごとの免状が必要になっており、全てが国家資格になります。
種別としては1類から7類+特類までの全8種類の資格になります。
それと別に、点検資格者という資格もあり、それも設備ごとに1種と2種の2つに分かれています。これは講習を受講して、テストに合格できれば取得できます。
ちなみに点検資格者はただ点検に従事出来るだけの資格になるので、消防設備の改修に伴う工事については、その消防設備に該当する種類の国家資格が必要になってきます。
恥ずかしながら、自分は未だに甲種4類と乙種6類、点検資格者の1種・2種までしか持ってないです。只今猛勉強中です。
▶️まとめ
2つを見比べてみて、有事の際の人命に対しての対応の違いがあります。
それは、直接的か間接的かの違いです。
あくまで消防設備士は、お客様の消防設備が正常に動作するかを点検して現状をご報告するだけです。
なので、有事の際に消防設備を使うのはそこにいるお客様本人になります。
日頃使用する事がない消防設備というのは、お客様自身の設備という認識が薄い方が多いです。
なので消防設備点検に対しても、軽視している方が少なからずいるのも現状です。
いざという時に、そこにいる従業員の命、お客様の命が守れるのは、そこにいるあなたしかできません。
なので消防設備が適正に使える状態でないと、それすらもできません。
無理はダメですよ。あくまで初期消火と避難誘導をするくらいだけで。
自分の命を守る行動を最優先にして下さい。
これを機に消防設備点検自体を、今まで実施されてきていない事業所様がいらっしゃれば、
一度ご検討いただけると幸いです。
みなさんの安全に対する意識向上で、大切なかけがえのない財産を守る為に。
Let’s 消防設備点検!!
消防設備点検のご依頼お待ちしております。
嘘です。気にしないで下さい(笑)
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